さて、Moto Gutti 期待の Tuno Terreno(全ての地形)モデルは、50HPのV9エンジンを、新設計のクランクシャフト・コンロッド・チタンバルブ・セミドライサンプなどで80HPに大幅パワーアップさせたというツアラー。
Ewan Mcgregor によるプロモーション、モトグッチも金かけてますね(笑)
試乗させてもらったのは↓本店はBMWだけにして、MotoGutti・RoyalEnfield・URAL・can-namなどの取り扱いは「新木場 garage」で始めたという。
カタログモデルの黄色と白のペリカンみたいな派手なのと違って、この青は渋い。絵でみるグレーも良さそう。
競合する Triumph Tiger 900 や BMW F700GS あたりだと気合いをいれて「よっこらしょっ」て感じだったと思うが、この830mmのシート高は気負わずに跨がれて、ツアラーとしては取っつきやすいサイズ感。
まだ降ろしたての試乗車なので渋い感じが残るが、さすが新設計だけあって走ってみるとエンジンも軽く回り、パワフル!
V7Ⅱ・V9以降はアププリア製というミッションは、なぜか最新の V9Bobber Sport より変速ショックが少ないので手が入ってるのだろう。クラッチも軽い。足もよく動きツアラーらしい快適さ。
ただ惜しむらくは、トレードオフであの縦置きVツインの鼓動感が「薄味」になってるのも事実で、より味わい深いV7から乗り換える人は少ないように思うけど、どうでしょう?
それともツアラーもMotoGuttiじゃなきゃ嫌って人が増車するのかな?