930+961+Xan

                                                          空冷+ハイドロ馬鹿

初しまなみ海道

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 なんとか晴れ間も確保できそうという予報の中、大島の亀老山展望公園へ一路

フェリーしか交通手段がなかった中学2・3年を過ごした因島(当時は因島市)も過ぎ、今治上陸一歩手前の大島へ

薄曇りではありますが、四国が一望できるこの展望台は絶景ですね

 来島海峡の渦潮が刻々と姿を変えるのが見てとれます

 

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 その渦を巻く海峡の東側に、なんかちっこいのがたくさん群れてるなぁとよく見るとどうもウインドサーフィンの競技会の様子

 

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道の駅を二つハシゴしてみかんをゲットし、最後は大三島の有名な「おおやまづみじんじゃ」へ

境内も建物も神木も立派で、広く静かな空間がいいですね

 

サイクリングやバイクの方も多く走っておられましたよ

自動車からとは違って橋上から直接眺める多島美な景色は最高でしょうね

ノートンが直ったら今度は中学生以来の土生や三庄へも訪れてみたいな

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初錦帯橋

年の瀬のまさかの「立ちゴケ」でクラッチ操作ができないノートンコマンドですが、つらつら考えるに動かせない訳ではないじゃんとばかり、半クラを駆使してギア固定(どうも2速)で町の回りをくるくるすることに

バッテリーは庭先にコードを這わして補充充電済なのでセルは元気だけど、しばらく間が空いたので始動するには時間がかかり少し焦ります

鼓動感が嬉しくて都合六周くらいしたのかな?Nランプがちらつくもののギアが抜けることもなく暖気&4千回転くらいまでは回せたので少し気分を味わえました(笑)

 

そうこうするうちに曇り予報だったけど晴れ間が広がってきたど!

しかも山口方面は晴予報だということで錦帯橋へでも987でいってみるべか

(う~ん、既視感はあるのだけれど、子供の頃の記憶を辿ってもどうも訪れた記憶が無いので多分初)

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下から見るとなかなかですね

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広い河原には「FJ同好会(?)」の面々のディスプレイがお出迎え

 

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名物、鵜飼いの飼育小屋がきれいに整備されています

 

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時分時に美味しいらしい「半月庵」でと思ったら正月休業だったので、昭和感満載のここに

https://tabelog.com/yamaguchi/A3506/A350601/35003955/

名物の岩国寿司は結構なボリュームでこれが二片なので " 一つで充分ですョ "

初野呂山

皆さま今年もよろしくお願いします!

明けて二日目の朝はお屠蘇も我慢して、987では初の野呂山

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広島市内はもう逓信病院辺りから左車線が延々と渋滞してて、何なんだろう?と思ったらズラリと駐車場へと続いていて、多分初売り・福袋目当ての列ですかね。お勤めご苦労様です…つかバスで来たほうが絶対いいっですって!

 

野呂山ロッジには車もチラホラ居ましたが、いつも屯しているバイクは女性ライダーお一人のみ

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いつも何気なく通ってる眺めの良い橋は、もみじ橋と言うんですね

下から見たら凄そうです

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あ、年末仕入れた耳よりな福袋情報!@三越1/4

最新の981ターボFLAT4ですぜ

しかし、このコピーも隔世の感がありますね

だって百恵ちゃんがNHKの音楽番組で、" 真っ赤なクルマ " と言い換えて歌わされたのはもう何年前のお話でしたっけか?

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同窓ドライブ≠ツーリング

前にいうたよーに広島生まれじゃけど過ごしたんは牛田中学1年までなんよ。

 

あの時代、親の転勤に家族が一緒についていくのは普通だったから2・3年は因島、高校3年間は三原、学生時代の帰省先は尾道と備後地区を転々とし、やっと牛田の実家に親たちが戻ってからは、今度は自分が仕事で各地を転々としたので帰省以外で広島に戻り住んだのは介護で戻った4年前のこと。

 

だから「行方知れずの人」は「同窓会」にはまずお声がかからないんです。それがFBの繋がりから、今月始めに卒業以来の初めて昭和51年卒同窓会に参加することに。

 

まぁ、はっきりいって少数の仲の良かった人しか顔も名前も全くわかからんのですが、よくラジコン飛行機を飛ばしに行くのにCB350のタンデムに乗っけてもらい一緒に遊んでた同級生の近況を聞くと、お兄さんの遺品の1975年式(!)ハーレーをレストアして動態保存してるという。当時初めて聞いたエグゾースト音に痺れたのを懐かしく思い出します。そこで単身赴任の彼が帰省時には、ぜひ一緒にって話の運びになりました。

 

当日は広島空港近くで落ち合い、「フライロード」の快走路沿いの旧車の展示数が半端ないという「フジカーズジャパン広島店」へ。

http://www.fujicars.jp/shop/hiroshima/hiroshima.html

 

お得意らしいキャンピングカーやら内外の旧車やらが巨大なガレージ(2500坪!)の中にところ狭しと数百台!壮観ですは。

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お、ハマーの真似っこ!と思ったら本家同様、もとは自衛隊用だそうですは。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/トヨタ・メガクルーザー

 

入り口はケータハム祭りで他にもたんまり!

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懐かしい昭和の香りが漂ってますね。

 

その後、Rosso Alfa さんに教わって以来嵌まった世羅の広域農道の途中の「グリーンランド弘楽園」へ。気になってたんです。

http://sera-korakuen.com

山頂を大きく切り開いてあり、広大で眺望も素晴らしいモトクロスやカートの聖地です(入園料500円・コース使用料別)

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全日本選手権とか開催されるときは賑わうんでしょうが、当日は練習している一台のみでいかにも師走のコースって感じですかね。

 

次は、東西南北に走るその広域農道を抜けて世羅の道の駅へ。

http://seranan.jp/road-side-station/

家人の指令により地元新鮮野菜をたんまり買い込んでたら、さすが駅伝の町ですね。レジ後ろに有名選手のシューズがずらりとディスプレイされてましたよ。

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時分時になったので、フジカーズジャパン近くに戻っておいしい蕎麦でお昼を。

https://tabelog.com/hiroshima/A3403/A340303/34014575/

 

その後、やはりハーレー乗りだという同級生んちのガレージに寄って「三拍子」を聴いたり、卒業アルバムを見ながら互いの姿の劣化ぶりを茶化しながらコーヒーをいただいたりと、卒業以来なのに懐かしい感じで違和感がないのは、利害関係と無縁の同じ時間を共有してたからでしょうね。今となっては貴重です。

 

最後に・・・

なんで1975年製ハーレーとのツーリングでなく987でのドライブだったかと言うと・・・

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悲報です。

前々日のこと、ちょっと走ろうと思って自宅前の道の傾斜でまさかの fall when standing...

久々に頭の中が真っ白に・・・部品が来るまで乗れまへんねん・・・

 

数年前、KTM200dukeで三滝に行ったとき、一日三回の大記録を打ち立てた私はもう立ちゴケは克服したと過信してたし、事実重心の低かったDucati Scramblerでは一度も無かったのですが、重量級かつ微妙に重心の高いこいつはまだ押し引きも不自由なのは事実。まぁ慣れあるのみですよ!と自分を励ましてみる。

 

ということで皆さんよいお年を!

師走の鞆の浦

晴れ間も期待できそうなので、御手洗に引き続き「潮待ちの町」鞆の浦

 

良いルートは無いかなとマップを見てたら、後山展望台へのグリーンライン(県道251号線)が。上から鞆の浦を一望できて直接港町へ降りられるという。

途中の道路保全状況はあまりよくは無いが、展望台あたりはなかなかの快走路。次回ぜひバイクでもと思ったら残念ながら終日通行禁止(なんでも1985年以来というから「族」の所業か)、因みに自動車も23pm-5amは通行止め。しかし標識がわかりにくいので予備知識が無かったらバイクで行っちゃうね(まてまて~を食らうこともあるらしいす)

https://tomonoura.npnp.jp/spot/13529/

ただし、ここを突っ切って南端から降りると西の常夜灯側から例の狭小路へ嵌ってしまうので、今回は途中まで引き返して「スカイライン」から東側の港へ続く二車線へ降ります。

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/217/tomonoura-parking.html#greenline

 

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上:確かに絶景です! 残念ながら、もやった空でしたがこれはこれで仙酔的かな。

右:西側を望むと、隠れてわかりにくいですが田島(阿伏兎海水浴場)、とまるで「きのこの山」まんまの可愛らしい矢ノ島

 左:お約束、對潮楼(福禅寺)から仙酔島を望む

 

今回参考にした船具屋さんの詳しいサイト、官製には無い地元愛が熱いです。

http://www.sawasen.jp/tomonoura/annai/indexmap.html

 

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左:江戸時代から残るという「雁木」もついに改修中(真新しい石が・・・)

右:これは健在「常夜灯」(一等席のベンチでTV番組に必ず出てくるという赤ら顔のおじいさん達が陽気にだべってます)

下:午後の町角では帰路の漁師さんたちにすれ違います。

 

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上:例の船具屋さん(ここには結構江戸時代から残る屋敷が多いようです)

左:江戸期の米蔵を屋敷内に移築し利用した、明治時代の網製造合資会社

 

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その網製造元の屋内

左:帳場 戦火で焼けていないのでお屋敷のお雛様が多く保存されているとかでその雛祭の会場にもなるそう

右:電話「四十番」

 

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上下:評判どおりのお店でした

https://tabelog.com/hiroshima/A3403/A340301/34001336/

右:戦利品 有名店で一式買ってしまった後で出合った「元祖」を名乗らない方がおすすめ

https://tomonoura.npnp.jp/gift/12609/

 

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左:漬け込んだ薬草が道端に笊で展示してあり複雑な香りが

右上:おばちゃん曰く「ウチは江戸時代のレシピを守り十年寝かしてます、あそこのは一年ものだけど」

 

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記憶にある昭和の町並みとは違った明治以前の風情がそこかしこに

下:港のすぐそばの船具倉を改装したカフェ(お約束の「ぽにょ」放映してました)

 

ゆるりとした時間の流れる鞆の浦、結局ぶらぶら町歩きしてて仙酔島へ上陸する時間が無くなりました。

次来るときは、雛祭かな?あと太子堂へも登りたいな。写ってませんが大の寺町でもありますね。

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冬の秋吉台

納車されたらと懸案だった家人の墓掃除&参りに、季節外れではありますが山口は床波・湯田へと行ってきました。

 

床波のお墓は水場が無いので、ペットボトルに12L程積んでいざ出発!寒いですが予報より天気がよかったので、幌を開けて。こういう時にシートヒーターが瞬時に効き始めてお尻と背中がぬくぬくなのが有り難いす。

 

この季節は湿度が低く墓石の汚れも落ちやすいし雑草も抜きやすく、比較的楽でした。湯田の方も掃除して線香上げてお参りしてひと段落。

 

折角だからと仙崎近くに宿を取り、天気が良ければ角島へとも思ってましたが、午後からは冷えてきて小雨混じりの曇天の為、予定変更。

 

初めての別府弁天池は湧水がとても綺麗で社や木々が神秘的でした。丁度空になったペットボトルに美味しい水を汲み、小学生の時の修学旅行で訪れて以来の秋吉台秋芳洞へ。

 

ですが結論から言うと、はっきり言って今ひとつぴんと来ませんでした。冬季だからなのかまず水量が少なく、鍾乳洞内の見せ場が結構干上がってるし、流行りのLED照明の特性なのか、色味がとても平板で光量も明らかに不足…。だから修学旅行で抱いたあの興奮は、全く味わえず残念な結果に。

 

ただ今は中からエレベーターで80m登って展望台へ直行できるんですね、びっくり。

枯れてはいてもやはりカルスト台地の開けた眺めは絶景でした。

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水平対向6気筒3.4L6MT

例によって、GENさんのまねっこです(はい)

 

御手洗も初めて。
おかげさんでこの日は陽射しも暖かく絶好のドライブ日より、幌を開け潮の香りに包まれました。

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実は中学の時、親の転勤で(まだ当然橋も架かってない)因島の島民でした。だから山の斜面いっぱいのみかん畑や潮の香りは懐かしい感じ。

~ 船に乗って本土へ行き、また桟橋から船に乗って島へ帰る ~

今回は橋で繋がった快適なドライブでしたが、当時のなんだかちょっぴりさみしい感じをフェリーのディーゼル排気ガスの臭いと共に思い出しました。

 

さて、遅くの出発だったので御手洗に着いたのは14時を回ってました。
「GENさん予習」のおかげで、おいしい生みかんジュースを頂きましたし、旧郵便局の面白いショップでは上神アツカさんのウイスキーマーマレード(英国Marmalade Award 2017 Bornze賞受賞!)もゲット! これ、クセになりますよオススメ。
https://atsukas-marmalade.jimdo.com/

 

また、郷土資料館では、伊能忠敬の大規模な測量隊の様子や自転車世界一周無銭旅行の中村春吉の展示などを興味深く見ました。
潮待ち・風待ちで古くから貿易で栄えた歴史ある町が、こんなに近くになるなんていいですね。

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今回まだまだ自身がこのミッドシップに馴れている最中で、前の996より低く大きく感じるし、ようやくギアチェンジ時に左手がドアパネル辺りで無駄に泳がなくなりました(笑)よく考えたらMTはビートル以来でもう何十年も前だし、右手シフトのクルマを持つのは初めてだし。

 

こんどは私も2気筒でも南側の海沿いを走りにいきます。

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 こんなんです ↓

3.4Lの前期型987ボクスターS(6MT)がやってきました : ポルシェ中古車販売 GARAGE J

 

<おまけ>

御手洗の町並み散策の帰り道、とある民家のおじいさんに声をかけられました。成り行きで別の夫婦連れと一緒に枝きり鋏を渡され、すぐ裏のその方の自家用の畑でみかん狩り体験(無料!)をさせてもらうことに。
どうも高齢で自分で収穫もままならず食べきれず、さりとて腐らすのももったいないとばかり、いろんな人に声をかけてるみたい(はは)
手持ちのお土産袋は小さく、もう十分ですと言うと「まだまだ帰さんよ(いたずらっ子の眼で)いいからどんどん枝ごと切ってもってけ」と。
おかげで、すこし酸っぱい(好きです)懐かしい味の新鮮なみかんをたんと頂きました!
もっとも、二人してその枝付きみかんを両手に持ちポケットもぱんぱんな駐車場への道すがら、
「これってどう見てもみかん泥棒の絵だよね」(笑)

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空冷270度クランク並列2気筒OHV

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ついに納車されたノートンコマンド961スポーツMKⅡを駆り、いつものようにGENさんに倣って、湯来温泉経由で筒賀の大銀杏までくねくね道を思いっきり!
冷たく澄んだ空気が美味しく、鮮やかな紅葉が目に鮮やかでした。


山中の人気のないストレートであわわな回転まで引っ張ってみるとその荒々しい吹き上がりに、コーナー立ち上がりではトラクションががしがしと掛かってもう惚れますは。

アストンマーチン風な淡いライムグリーンメタのボリューミーなタンクの造形にも。

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乗れない時期の渇望と「ついにやっと」という嬉しさで次期戦闘機選びは試乗しまくり(笑)
福田モータースさんとこで、念願の「モトグッチV7」シリーズのⅡとⅢを乗り味の違いを確認し、MVアグスタ横浜では「ブルターレ・ドラッグスターRR」のユーロ4対応版に痺れ、新装開店なったトライアンフ広島では、1200cc二気筒の「ボバー」と「スラクストンR」や796cc三気筒「ストリート・トリプルRS」に「気持ちえぇー!」となりながら、結局なぜかノートンに乗ることになりました。

http://www.mr-bike.jp/feature/norton_commando/index.html

「出会ってしまった今これに乗らないと一生ノートンには縁がないだろうな」という気持ちが決め手。増車できる身分じゃないので、気になるバイクたちには「待っててね、いつになるかわかんないけど死ぬまでには順番に乗っていきますから」と(笑

約5000Kmほどの慣らしが終わった中古でいい案配ですが、なんせ、でっかい・重い・ハンドルの切れ角も少ないって三重苦・・・取り回しにえっちらおっちらの始末。帰りに太田川放水路の広い駐車場で、先日ヌマジで練習した最小半径スロー回転の練習をしましたが、ツーリングの最初にやらないとダメですね。左手がもうバカになってて(笑)

 

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このバイクのポテンシャルを少しでも生かすべく、これから少しずつ慣れていこうと思います。

総排気量:961cc
ボア×ストローク:88.0mm×79.0mm
最大出力:80ps/6,500rpm
最大トルク:90Nm/5,200rpm
ミッション:5速
ホイールベース:1,420mm
シート高:813mm
装備重量:188kg
タンク容量:17.0L
タイヤサイズ:F:120/70-17 R:180/55-17
サス・ダンパー:前・後オーリンズ