4月頃、愛機NortonCommando961MKⅡのアイドリングが保持できなくなり、さらには回転が勝手にホッピングしたり吹け上がらなくなりで、ついに不動にという961お約束(笑)状態に…。
倒産の憂き目にあったNortonブランドを引き継ぐインドTVR社もアフターフォロー迄は手が回らず、輸入代理店のPCIは例によって放置プレイ(持ってるテスターもバージョンが古く役立たず…。
さて困った。
色々情報収集する内、以前より参加してた海外のFBグループに「こうすれば治るで」という情報があり、同好の志のグループ掲示板 "Access Norton" に Cliffa氏 が纏めた互換パーツリストにたどり着いた。
その全センサー類を各国から取寄せ、ショップ「モトエスエックス」に持ち込んだのが3ヶ月ほど前の事。なんせテスターが使えないのでピンポイントで交換できなく、トライアンドエラー式に全センサー類を変えていくしかないから、「時間はかかりますよ」とのことでしたが、頼み込んできた。
で、昨日ついに「直ったよー」の朗報が。
メカニック氏曰く、原因は複合的だったとのことですが、今回結果的に交換したのは、熱でヤラれた点火コイルパックとカムシャフト・ポジションセンサーだけ。
今までの彼の知見から、まずは熱で壊れやすい点火コイルパックを交換。
ましにはなったがまだよろしくないので、次にカムシャフトポジション・センサーを交換し、それで試走できる状態にまでなった。
しかし、まだエンジンの回転がばらつくので、点検するうち、右側の点火プラグキャップが緩んでいるのを発見し、カシメ直して完調に。
右側のO2センサーだけが汚れていたのは、そういう理由からだった。
ということで問題解決、ついに復活❢
ありがとう、モトエスエックス❢
久々に、空冷OHV270度クランクエンジンの荒々しい吹け上がりとトラクションの感触に、ニヤけるで(笑)。
もっとも暑すぎて、そのまま家に帰っただけですが。
素人考えで、スロットル・ポジションセンサーやアイドル・バルブでは?と思っていたが、症状からして違うそうだ。他にも揃えた、空気圧センサー・各種リレー・クランクポジションセンサー・ヘッド温度センサー達も今回はお蔵入り。
不調でモトエスエックスに出戻った961達、そのままなすすべなく「盆栽号」として何処かへ売られていったという。哀しいことです。。。
なので、復活できたのは、おそらく日本では初!?の快挙なり(笑)
なお、今回のことで、今までFBやInstagramで知り合った日本の961乗りの方数人と「NortonCommando961保存会」よろしくグループを作り、例の全センサー互換品番や発注先をファイル化して情報共有してます。