961 & 987

空冷 英二気筒 & 水冷 独六気筒

光琳・解き明かされた国宝の謎

いやぁ驚きました。こんな技が隠されていようとは。美術専門家の中には、まだ納得しない人がいる模様。

国宝「紅白梅図」屏風→http://www.moaart.or.jp/art/...

科学的な目から、300年の定説を覆し「擬作(ぎさく)」の手法を用いていたのでは?という仮説を、実験で検証していく模様を描いた。

去年東京文化財研究所が、蛍光X線分析装置や高精細デジタルカメラなど最新の機器を駆使し、この屏風に、金箔・銀箔は使用されていない…と解き明かされていく。

●精査結果

 ・他の「金箔」や「銀箔」を使った作品と異なり、明らかに検出値が低いか検出されなかった。

 ・箔ではありえない「刷毛目」の確認。

 ・美術専門家の「定説」の根拠となっている屏風の全面に見える「箔足」(箔の合せ目)。 箔使用の場合、検出値が倍近くなるが、それが無い。「箔足」を「描く」という技を用いたらしい。

●再現・検証

 ・左右の金地部分: 乾くと金地に見える天然染料「かりやす」の下地に、「金泥」を刷毛で塗り重ね乾燥させるとあら不思議、金箔そのもの!

 ・中央を堂々と流れる河と流水模様: 代わりに、着物の染めのように型彫りと藍染めを応用したのではないか? それもそのはず光琳の生家は御用呉服商、当然詳しかったはず。今回は、現代の型彫師と染物師の共同作業で見事に再現。

元禄時代、御擬作者(おんぎさくしゃ)というジャンルの芸術家が大名に召抱えられた。彼らには、その術中に心地よく嵌り、楽しむ文化があったという。

●では、光琳はこの作品で何故「擬作」を用いたのか?

 ・左右に配した紅白の梅木。その何ともいえぬ古びた描写の幹。それには「たらし込み※」の技法が用いられている。が、箔を貼ると彼の望む滲み・ぼかしの効果が得られない。

この作品のモチーフを活かさんがため、「擬作」を敢えて用いた…と番組では締め括っている。

※水分をたっぷり筆に含ませ滲ませながら描く。この場合には、墨だけでなく、銅の緑青を焼いて灰色や黒の質感まで表現しているそうだ。

http://www.nhk.or.jp/special/...

●偶然の一致か、東京近代美術館で絶好の展示が。

琳派 RIMPA」

--こんどの「琳派」はちがう

2004年8月21日(土)ー10月3日(日)

会期中無休

*9月13日(月)展示替のため休館

http://www.momat.go.jp/Honkan/RIMPA/

●所蔵:MOA美術館

http://www.moaart.or.jp/art/...

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