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                                                          空冷+ハイドロ馬鹿

遠い太鼓

旅行日記の体裁をとった「ノルウェイの森」前後の創作記録ともいうべき。

この出だしを読むと、今もまたあの異国の地へ連れ出してくれ、まるで自分が創作旅行を続けているかのような錯覚に…

単行本をみつけて是非。

「ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、何処か遠くから太鼓の音が聞こえてきたのだ。ずっと遠くの場所から、ずっと遠くの時間から、その太鼓の音は響いてきた。とても微かに。そしてその音を聞いているうちに、僕はどうしても長い旅に出たくなったのだ。」

とか言いつつ、美味しい魚の宝庫地中海の民、やっぱり万国共通「七輪」で焼いて食べていたなんて話もあったりね…

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