961 & 987

空冷 英二気筒 & 水冷 独六気筒

ドキュメント地球時間 "Gaudi's Shadows"

・02.10.4(金)10:00~ ラ・プロダクトラ(スペイン)制作 NHK放映。今年生誕150年、謎につつまれてきたスペインの偉大な建築家、アントニオ・ガウディの素顔に迫る。

・彼が暮らした19世紀後半のバルセロナは、めざましい経済発展により急成長を遂げ、中世の城壁が取り壊され、町はみるみるうちにその姿を変えていき、、カタルーニャ人の誇りとカソリック信仰、幼いころに見た自然からのインスピレーションを基に、常識を打ち破る独自の技法とスタイルを模索してゆく。

・「カテナリーアーチ・懸垂線」 鎖を垂らし逆に再現すると、最も強度の高いアーチができる。「コロニア・グエル」未完の聖堂全体模型はこの集合。梁や構造壁が一切無く空洞になっている。おもり袋が力点に無数にぶら下がった逆さの紐の立体。

・「線織面」 全ての曲線は直線の移動により再現できるという。上記完成部分「地下大聖堂」の柱のねじれ具合が分かりやすい例だそうだ。

父親、姪、そしてパトロンの資産家グエルにも先立たれ、天涯孤独の彼。自身の全財産を注ぎ込みながら、現場に寝泊りし、サグラダ・ファミリア教会の建設に心血を注ぐ。

・しかし、時代はもう移ろいつつあった。世紀末の豪華な建築様式「モデルニスモ」から、合理主義「バウハウス運動」の時代へと。彼は過去の天才として消え去ろうとしていたのだ。

・1926年6月7日 市電に轢かれた彼は、ホームレスとして病院に運び込まれ三日後亡くなる。享年73歳。再び評価されるのは、ずっと後になってからだった。

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