前回までのあらすじ。
3月下旬のこと、いつもの可部街道パトロールの帰り道。
エンジンストール。。。
ん? 再始動できない(汗)。
おかしい。バッテリーは充電してるし。
しばらく休ませ、何度か目のクランキングでようやく目覚める。
が、マフラーから大量の白煙、もくもくもく。。。
頭の中も「まっしろ」
ショップまでもう一息のところまで来てたので、だましだましなんとか辿り着いた。
所謂、シリンダーへのオイル下がりはなく一安心だったが、いろいろ調べてもらうと、なんとエアクリーナーボックスがオイルのプールになってるし(驚)
どうもドライサンプ式のオイル循環の戻りがおかしいらしい。
※HONDAの資料
初期型MKⅠで同じような白煙事例があったらしく、オイルポンプが疑わしく交換という話になった。が、2年の保証期間を2ヶ月ばかり過ぎていて、無償とはならなかった(あぁ無情 / 涙)
それにしても、13,000kmほどで、さほど複雑でもないはずの構造のオイルポンプが何故壊れるのか?
そこで故障したポンプを取り出してみると、所謂オイルを送り出すトロコイド曲面に傷があったという。さらに調べると、カムテンショナーチェーンガイドのネジ部に不具合があったそうで、なんらかの破片を噛み込んだのではないかとういう見解だった。(そのネジ部のみ無償)
ショップから壊れたポンプを英国ドニントンのお城へ送り返し、発注してもらった。
www.nortonmotorcycles.com
しかし、待てど暮らせど音沙汰なし。
ショップも何度も輸入元のPCIに問い合わせるのだが、あまりの対応の悪さに頭にきて喧嘩になったそうな。
しかたないので、バイクやクルマの試乗で現実逃避の日々。
で、昨日のこと、ついに!
部品が来て直ったとショップから嬉しい知らせ。
「かちかち山」から待つこと5ヶ月。
長かった。。。
各部のべとべどオイルは拭き取り・洗浄してもらったが、触媒内に残ったオイルがあり、試走するとまだ白煙が出るので、走りこんで排熱で飛ばすしかないとのこと。
一刻も早くショップに受取りに行きたいところだが、なんせこの秋雨前線。。。
止んでくれ!!!